男子は高橋大輔、女子は浅田真央が優勝。
3月17日から始まる世界選手権も、この二人を軸に優勝争いが展開されることは間違いなさそうだ。
世界最高得点を叩き出した高橋と、人気・実力ともにナンバーワンの浅田真央の優勝はもはやガチンコとさえ思えるほどだが、
実は一人の人物が優勝争いの鍵を握っているらしい…ranking
元コーチが語る浅田真央の作り方は素直な心が才能を伸ばす!
フィギュアの四大陸選手権、みなさんはご覧になっただろうか。
放送はフィギュアスケートを熱心に放送し続けるフジだったが、キム・ヨナの欠場がいかんせん痛く、放送技術に長けたフジでも、浅田真央と安藤美姫の二人だけで、2時間も番組を引っ張るのは難しかった。
いつも、高い視聴率をマークしてきた女子フィギュアだったが、今回ばかりは数字が落ち込んだのではないか、と正直思った。
ところがである、21.1%という高率を記録。
サッカーの「東アジア選手権」の北朝鮮戦が14.0%だったことを思うと、改めてフィギュアスケートの人気の凄さを実感させられた。
目ぼしい選手がそろっていない四大陸でさえ20%超えということは、世界選手権は30%を超えることは間違いなさそうだ。
これがその浅田と安藤のSP⇒動画1→Ranking動画2→Ranking
前置きが長くなってしまったが、今回のテーマは世界選手権の優勝のゆくえ。
男子は現在乗りにのっている高橋大輔にブッちぎってほしいところだ。
で、問題なのは女子。
キム・ヨナが持病の腰痛を悪化させたというが、さすがに世界選手権までには調整してくるだろう。
だとすると、浅田とキムのライバル対決に、二人を追う安藤美姫がどうからむかが見どころと言えそうだ。
⇒浅田真央の流出レア写真
しかし、今週発売の「週刊文春」が意外な記事を掲載している。
浅田真央の最大のライバルは、キム・ヨナでもなければ、安藤美姫でもなく、コーチのニコライ・モロゾフだというのだ。
ご存知のとおり、モロゾフは、あの荒川静香をトリノで金メダルに導いた名コーチ。現在も高橋大輔と安藤美姫を指導しており、「優勝請負人」とも呼ばれている。
一般紙の五輪担当記者は次のように語っている。
「モロゾフは安藤のコーチに就任するにあたって、実力は『浅田より安藤が上』と断言しています。現在の調子は浅田が上ですが、今年の世界選手権はともかく、バンクーバー五輪までには十分逆転できると自信満々のようです」(引用元:週刊文春)
にわかに信じがたい発言内容だが、高橋を大成させ、荒川と安藤を世界一にまで導いた、モロゾフの手腕には技術論を超えた魔術めいたものさえ感じるだけに、浅田真央としても脅威ではないだろうか。
現在、浅田のショートプログラムの振り付けを担当しているのが、タラソワ。かつてはモロゾフの師匠で、世界一と謳われた女性コーチ。
実は03年に、タラソワとモロゾフは対立して、決別している。
だが、何の因果か、荒川静香はタラソワの指導を受けていながら、トリノの二ヶ月前にモロゾフに切り替えて金メダルを獲得している。
これがそのトリノ五輪、荒川静香の金メダル演技
動画α→Ranking動画β→Ranking
今思うと、荒川のこの時の演技で素晴らしいのは、特にステップだった。それも、モロゾフ直伝だったのか。
タラソワはテレビで見るかぎり、かなり厳しいコーチのようだ。
モロゾフは、選手をおだて、いい部分を引き出して最大限に伸ばすことに長けているらしい。
高橋大輔の成長について、日本スケート連盟関係者の話。
「三年前から指導を受けているニコライ・モロゾフの影響が大きいですね。ここにきてその成果が一気に現れたのです。高橋が『すべての面で感謝している。とくに気持ちのもっていきかた』というように、メンタル面のケアが素晴らしい」(同)
四大陸選手権でも安藤美姫は4回転ジャンプに挑戦すると宣言した。「またか」と思われた方も多いだろうが、終わってみると、そこにはモロゾフの“したたかさ”が表れているようにも取れる。
世界選手権で優勝し、脱力感から、引退まで考えた安藤に対し、ここに来て、なぜ4回転にトライさせるのか?
それは、モロゾフ・マジックの一つと言って良さそうだ。
彼は選手の欠点を修正するよりも、長所を最大限に生かそうとする。安藤の特長は何と言っても、4回転ジャンプだ。そのプライドを刺激すると同時に、これならば私は世界一だという武器を確立させることで、安藤の自信をゆるぎないものにするという戦術である。
それと、4回転へのチャレンジにより、安藤のハートにくさびを打ち込み、常に上を目指すというモチベーションを維持させようという意図も推測できる。
安藤の4回転と浅田のトリプルアクセルは、比較すると、成功した場合は、安藤が2点リードすることになるそうだ。
これが四大陸選手権、今期最高の美しさを見せた浅田真央のトリプルアクセル
動画A→Ranking動画B→Ranking
逆に言うと、4回転をコンスタントに跳べるようになり、ステップなどに磨きをかけてゆかないと、浅田には対抗できないことを、モロゾフは痛感しているとも言えるのだが…。
⇒安藤美姫【非売品】グラビア
3月の世界選手権も楽しみだが、バンクーバーまで、モロゾフがどんな魔術を駆使するか、そちらの方も見ものである。
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